○理事長挨拶

 私どもの病院は、開院して35年になりました。
当院の大きな柱は、狭心症などの循環器、閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤などの血管外科、胃潰瘍、胆石、内外痔核などの消化器科、肛門科とそれに血液透析です。
開院翌年には血液透析を開始し、透析で当院に通われて27年目の方もおられます。
当院では、透析開始直後から現在に至るまで、レベルを高め、より快適で安全な透析になるように努力して参りました。

 透析に入る患者様の原因疾患は色々ありますが、慢性腎炎から、最近は糖尿病の方が多くなってまいりました。
従って、単に透析を行っていくだけでなく、当院の機能には、糖尿病の検査、治療も必要になってきました。
また透析患者様に多い、脳血管、心血管の病気や胃腸疾患の検査、治療へと拡大しています。
これらの病気に対する治療等は、透析患者様だけでなく、一般の患者様にもお役にたてるように努めています。
近隣の病院・医院とも連携し、助けていただきながら当院の機能をさらに高めたいと思っています。

 また高齢化を迎え、透析患者様も含めて在宅医療の充実をはかって参りたいと思います。
患者様のために、清瀬病院5つのSを守って、日々進歩すること
それが私どもの目標です。
                                  理事長・医学博士 清瀬 隆